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EIDE(イーアイディーイー)

今回は、パソコンに関する用語
EIDE」についてお勉強していきましょう!

EIDEとは

EIDEの読み方は?何の略?

EIDEはカタカナで表すと、「イーアイディーイー」と読みます。


EIDEは「Enhanced Integrated Device Electronics」-エンハンスト インテグレート デバイス エレクトロニクス-の略称です。


EIDEって何?

EIDEとは、IDE を拡張したハードディスク・インターフェースの規格です。

EIDEは、ハードディスクドライブ(HDD)や光学ドライブ(CD/DVDドライブなど)などのストレージデバイスを接続するためのインターフェース規格です。

EIDEは、元々のIDEの拡張として1994年に登場しました。

IDEは、ハードディスクドライブをコンピュータのマザーボードに直接接続するためのインターフェースでしたが、EIDEではさらなる機能の追加と性能向上が行われました。

EIDEは、1990年代から2000年代初頭まで主流のストレージ接続規格として広く利用されていました。

しかし、その後、より高速で効率的なSATA(Serial ATA)インターフェースが登場し、EIDEは徐々に置き換えられました。

現代のコンピュータでは、EIDEよりもSATAが一般的に使用されています。

EIDEの主な特徴

高いデータ転送速度

EIDEは、データ転送速度を向上させるための機能が追加されました。

IDEでは16.6MB/sまでのデータ転送速度をサポートしていましたが、EIDEでは最大33MB/sまでの高速データ転送が可能となりました。

大容量サポート

EIDEは、従来のIDEよりも大容量のストレージデバイスをサポートしました。

IDEは最初のバージョンでは504MBまでの容量に制限されていましたが、EIDEでは最大8.4GBまでの容量を扱うことができるようになりました。

拡張機能

EIDEでは、PIO(Programmed Input/Output)モードとDMA(Direct Memory Access)モードの拡張が行われました。

DMAモードでは、CPUを介さずにデータの転送が行われるため、高速で効率的なデータ転送が可能となりました。

今回は

  • EIDEとは
  • EIDEの主な特徴
についてまとめてみました。

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最後までお読み頂き、ありがとうございました。